| その後、重石をのせ、味噌はふた夏を越す長い長い発酵期間に入ります。 大手メーカーが短期間に大量生産する場合、季節に関係なく30℃以上に保った部屋で熟成させる“温醸”と呼ばれる方法をとります。仕込むそばから商品となり、すぐに利益に結びつくため価格もずいぶん安くできますが、熟成が足りない分、当然味わいも違ってきます。
『豆味噌』のような“天然醸造”の場合、蒸し暑い夏とからりと乾いた冬の寒さを経ることで、独特の旨や風味が生まれます。しかも出荷の際に加熱しないため、香りも酵素もまさに“生きたまま”。封を切ったとたんにふわりと豆の香りが堪能できます。 お味噌に点々と白くみえるのはアミノ酸チロシンで二年以上熟成させて初めて出来るもので、血管壁についたコレステロールを取る働きがあります。
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